「激辛ブーム」に乗じた商品群
「激辛ブーム」なんて、あれはいったいいつの頃でしたかね。私が中学生の頃だったから、もう10年くらい前の話なんでしょうか。
今でこそ、「辛いラーメン」というのは、そんなに珍しいものではなくなってしまいましたが、当時は「辛い」ということが、まだ日本人には新鮮で、お菓子やカレーなど、様々な「激辛」食品が世間を賑わしたのですが、カップラーメン界も例外でなく、幾つかの「激辛」カップめんが登場してきたのでした。

「カライジャン」シリーズ
エースコックから発売されたシリーズ。コマーシャルも流され、それなりにヒットしたような記憶がある商品。「辛味スティック」なる、長さ15センチ位の、何だか胡散臭げな赤い液体の入った袋が添えられており、それで辛さを(ある程度)調整できるようになっていた。「全部使用するともう夢の世界へトリップ!」という刺激的なあおり文句が入っているが、当時中学生の私も、全部入れて完食できたので、そんなにたいしたことなかったのかもしれない(あるいは、当時からすでに私の舌が馬鹿になっていた、とか?)。

「カラメンテ」シリーズ
ベルフーズ(kanebo)から発売されたシリーズ。上述「カライジャン」より、やや地味だったような気がする。見た感じ、パッケージのインパクトも劣る気がするし。しかし、ラインナップを改めて見てみると、しょうゆ・味噌・カレー、と、後の「辛口」ラーメンの標準的ラインナップを揃えており、とりわけみそ味の導入は特筆されよう。
ふたにある通り、ベルフーズのラーメンは「4分」が基本で、「ノンフライ製法」にこだわる麺づくりに特色がある。
もうひとつの「スパイシー」は、その名の示すごとく、スパイスがやたらごてごて入った感じの怪しげな味で、それほど辛くはないけど、ふたにまでしみついた匂いがなかなか落ちなかった記憶がある。